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室内リフォームに伴う建具の塗装です

数が少ない時はこのまま塗ってしまうのですが

これと同じ物がもう一部屋にもあり

総数8枚となるので外す事にしました

もちろん両面です

デジカメを忘れてしまい、使い捨てカメラで撮影の後

スキャナーで取り込みました。画像が汚くてすみません

見本

全部のビスを外すのに手作業で20分

電動工具があれば「アッ!」と言う間に外す事が出来るでしょう

外した方がいいか、そのまま塗った方が速いか

その場の状況に合わせた施工を心がけましょう

また、室内塗装は屋外塗装と違い

耐久性よりも美装に重点を置いた塗装を行うので

塗料の選択も重要なポイントの一つです

見本

前の塗装の工程は、表面がワニス2回塗り

裏面は1回塗りでした

そのため裏面はかなりケバが立っていて

ザラザラの状態でした

とにかく全面のペーパーがけからのスタートです

この様な建具にペーパーを当てる時は

治具を使うほうがスピードも速く確実です

私は現場に落ちていたベニアを使って

即席の治具を作って見ました

これをルーバーの間に入れてサクサクと削ります

見た目はチャチですが

必要最小限の時間で最大の効果を出してくれました

ペーパーの番手は150です

それくらいケバが立っていました

見本

さていよいよ刷毛塗りですが

使用する刷毛はこの3本です

①の刷毛でサイドを入れた後

②で横桟を塗ります

③の刷毛は枠を塗るときに使います

初仕事なので、新品の刷毛を下ろしました

見本

横桟を塗るときに

③の刷毛を使う人がいますが

これで塗ると毛が桟のエッジにぶつかり

刷毛を傷めてしまいます

②の刷毛でも③の刷毛でも

塗りのスピードは変わりません

ここは、②の刷毛を使って塗りましょう

見本

塗装は必ず裏面からです

物に裏表があるときは

必ず裏面から塗り始めます

これは塗装の鉄則です

見本

裏側を塗り終わり建具を返した所です

気をつけて塗れば、塗料の廻りこみは

最小限に押さえる事が出来ます

③の刷毛を使い桟を塗ると

例え気を使って塗ったとしても

塗料の表面への廻りこみは、この程度ではすみません

見本

表面も裏面と同じように塗ります

ラッカー系の下塗り材を使ったので

最初の建具は既に乾いており

追いかけペーパーがかけられます

ちなみに仕上げのペーパーがけの時は、治具は使いません

指で確認しながら

下地まで研ぎ出さないように

慎重に丁寧にかけて行きます

ペーパーの番手は220番です

と、ここでタイムアップです

明日は大工さんが、ここで刻み仕事をするので

上塗りは自宅の倉庫で行います

見本

ようやくデジカメが使えます

やはり画像もゼンゼン違いますね

上塗りも下塗りと同じ工程を踏むので

スペースを節約するため写真は撮りませんでした

ここでは下塗りの時に説明できなかった

大手の塗装方法について書きます

ヒンジの部分を塗るときは

この様に同じ部分を先に塗ること

その方が体の向きや

刷毛の向きを変えることなく塗れるので

より速く的確にダメ込む事が出来ます

手首の角度を変えずに平行移動させるだけです

見本

次は下の部分です

これも上下の平行移動です

手首をヒラヒラと返しながら塗っていると

いかにもうまそうですが

一概にそうとも言えません

もし

「同じ動作」「同じ状況」

で塗ることができるならば

その部分を先に入れた方が

効率よく仕事を進めることができるでしょう

見本

③の刷毛で長い面を塗っていきます

見本

そのままの刷毛でヒンジの横を通しましょう

見本

たいがいの人はこの様に入れてから

長い面を塗っています

しかしこの手順だと

①と②の部分に刷毛を置いた跡が

残ってしまいます

この跡を直すために

後からもう一度刷毛を通す事を

忘れないようにしましょう

見本

塗料を乾かす時は

「天地をさかさまにして」乾かすように

そうすることで正面横桟へのホコリの付着を

最小限に抑える事が出来ます

ホコリはすべて裏側に着きます

見本

万一ダレやダマが出来たとしても

それらは表面からは見ることの出来ない

死角に追いやる事が出来ます

正直な話このような建具は

はずして塗るのであれば

「低圧温風塗装機」

での塗装がベストな方法だと思います

それは

「美装優先」「作業効率」

と言う観点から見ても動かしがたいと思います

普段の私であれば当然そうしていましたが

正月明けと言う事もあり

今回は腕ならしを兼ねて

のんびりと刷毛で遊んでみました

見本