シャビーで検索すると
余り良い意味は出て来ませんが
今回は女の子からの依頼と言う事もあり
シャビーにはこだわりませんでした
つまり・・・「かわいいシャビー」 かな?
用意したのはヤフオクでゲットした「ワインの木箱」
送料含めて1500円
これだけでもアンティークな雰囲気が漂っていますが
今回は洋菓子をイメージした
箱に仕上げてみます
良く見ると、汚れがかなり付いています
シンナー(塗料薄め液)を含ませたウエスで拭き取ります
拭き取り後 ↓
固く絞った雑巾だけでもかなり綺麗になります
下地の色は、依頼主の希望で
「ピンク」にしました
赤と白だけで黒は入れていません
ペンキが多めに着いてしまったら
ウエスで軽く拭き取って下さい
下塗完了、1日乾かします
上塗りは白に近いクリーム色
木箱に押された「焼印」の凹みを利用した塗装を施します
上塗りを塗ったら直ぐに
ヘラで余分な塗料を擦り取ります
凹んだ部分にだけ上塗りの白が
充填されたのが判るでしょうか
上塗りが完全に乾いた所で
150番のペーパーを使い
余分な白を削り落し
下地のピンクを研ぎだします
削りすぎるとその下の木地が出て来てしまいます
それもまた「味」になりますが
今回は木地を見せる部分は最低限に留めました
上と同じ工程でふたの部分です
上塗りの白
ヘラで擦り取り
ペーパーで研ぎだし
これはサイドの部分です
研ぎだしは終わっています
全体をフルフラットクリアーで仕上げます
これまたヤフオクでゲットした
ヴィトンのパドロック カデナ
送料入れて1800円だったかな
この鍵を付けただけで
あたかも「ルイ・ヴィトン」が
プロデュースしたかの様に見えます
細部のチェックをして
明日は鎌倉へ発送です