今日は遊び心を交えて
「アンティーク塗装」に挑戦してみましょう
全ての道具を100円ショップで揃えます
表題の通りの「写真立て」
これを「アンティーク風」に塗装して見ます
次は筆です
良質の馬毛使用と書いてありますが
とんでもない代物です
100円では高すぎます、30円でも利益が出るでしょう
次は「サンドペーパー」
320番、2枚
番号が小さいほど表面は荒くなっていきます
180番、2枚
番号の前に付いている「CC」とは
砥粒の種類を表します
120番、2枚
1袋に、合計6枚のペーパーが入っています
絵具及び筆が御自宅にある場合は
わざわざ買いそろえなくても大丈夫です
先ずは写真立てに付いている
余計な物を、ドライバーで外していきます
外した物はこの様に小さな容器に
まとめて置きましょう
全てのパーツが外れました
先ずは一番荒いペーパーで、ゴリゴリと削って行きます
平らな面が多いので最初はペーパーを下に置き
「写真立て」の方を動かして削ります
前の塗料をあまり残さない様に削ります
これだとまだ残りすぎなので、もう少し削りましょう
前の塗料の「残し具合」で「風合い」が決まるので
これは好みに応じて削ります
遊びなのでアバウトでOKです
とにかく楽しみながら、ゆっくりやりましょう
ん~、こんなもんかな?
細かな所や、狭い所は
この様にペーパーを折って使います
コツは使いやすい大きさにペーパーを折る事です
折らないと手が滑って思い通りに削れません
削った粉がかなり飛ぶので
出来れば屋外で削って下さい
ペーパーはだいたいこんな物でしょう
次は経年で付くであろう「劣化」の再現です
この様にコーナーがとんがっている事はありえないので
コーナーをペーパーで丸く取って行きます
チョット雰囲気、でて来ましたネ
ドライバーの様な何か固い物で
それらしき「キズ」を付けます
「アンティーク家具」で画像検索をかければ
参考になる本物がたくさん出てくるので
それを参考にしながらキズを付けましょう
こんなもんでいいかな
さあ!お次は着色です
「NHK特集」などでおなじみの
「古色」らしきものを付けましょう
私はこの3色を使います
この時「何色」を選ぶにしても
その中に黒は必ず入れるようにして下さい
色を作るのは結構難しいので
割りばしなどに塗って見て、その発色を見ながら
お気に入りの色を探して見て下さい
早速、塗って見ましょう
あまり水で薄め過ぎないのがポイントですが
薄くして何回か塗り重ねると言うのも、方法です
塗り終わったばかりの「写真立て」
時間がない時はヘアドライアーで強制乾燥させます
完全に乾いた所で再び「経年」の再現です
320番のペーパーを使い少しずつ擦ります
今回は「削る」のではなく「擦る」のです
しょっちゅう手で触るような所や
コーナーの部分を擦ります
正面も少し擦りましたが
「やりすぎ」には注意しましょう
わざとらしくなってしまい、余り良い結果は出ません
完成です