この様にボンドが拭き取られた所 (擦り取られた所)は、少し厄介です
拭き取ったことにより 「のり」が繊維の間に押し込まれてしまうからです
この様な場合は「ノミ」を使います(カッターナイフは駄目です) ノミを立てて表面を薄く削り取ります 力を入れすぎると 木の表面が締まって 色が着きにくくなってしまいます
程よいところで、ステインを塗ります
ペーパーを使い、表面を軽くこすります
今度は少し広範囲に塗りつけ 再びペーパーでこすります
この様に色が濃くつく部分が 出て来てしっまった時は
色が濃く着いてしまった所に ウエスに含ませたシンナーを塗りつけ ペーパーで軽くふきあげる様にこすります 広範囲に大きく全体をボカス様に
だいたい1ヶ所に付き1~2分くらいの作業です この様に吸い込みの強い材は 手早く処理する事が大事です できればステインが乾き切らない内に 作業を進めてください ここに書いた事はあくまでも基本です むやみにペーパーで擦らない事 或いは切れ味の良い小刀を使う事など (刃物類は自分が納得の行くまで研ぎ上げる事) また方法もこれ一つではないでしょう 汚れの種類や汚れの程度など 状況が違えば施工方法も おのずと変わって来るはずです 大切な事は失敗をたくさんする事です その失敗は必ず次へのステップになります 失敗を積み重ね 自分なりの方法を確立して見て下さい