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塗装のよもやま話

店売りの材料が高い理由 プロが使う塗料との相違点

ホームセンターなどで売られている塗料は

普段私たちが使用している物と比べるとかなり割高になっています

それは小売りによる手数の違い、と言うことももちろんありますが

実は中の成分自体が違うと言うことをご存知の方は案外少ないようです

小売りの材料の中には長い期間陳列棚に並べられていても、中の成分が変質しないような

防腐剤に似た役目をする添加剤

また一般の方が使用してもその匂いが余り気にならないような匂い消しのような物

個人の感想ですが香料が入っている様な香りがする物もあります

もちろんこれだけではありません、その他各種の添加剤が入っております

しかし本来あるべき材料の中にこれだけの添加剤を入れると

材料そのものの性能が落ちてしまいます

高くて品質が落ちる、なんだか損した気分ですね

カタログの性能データは信用出来るの? 塗料メーカーの甘言

塗り替えを行う際に、使う材料の性能を施主に説明するのは常のことですが

その時メーカーの性能データをそのまま施主に示してはいないでしょうか?

メーカーが出しているこの様な性能データ表を

そのまま自分のホームページに貼り付けている同業者のサイトをよく目に致しますが

はたしてメーカーが出しているデータはそれほど信用に値する物でしょうか?

なぜ彼らは自分の今までの経験から物を言えないのでしょうか?

そのデータがあてにならないと言う事を一番良く知っているはずの人間が

どうしてこの様な事をするのでしょうか?

少し前は遮熱塗料などのカタログにその様な傾向が見られましたね

施工前の外壁と施工後の外壁の温度差を表している2枚の

写真なんですけど、塗っているはずのない近くの電柱の

温度まで下がっていたのには笑いましたね

「測定器の感度を変えて」連続で写真を撮ったのが明らかでした

だって影の出方まで一緒なんですよ

新しく出た塗料の性能を本当の意味で確かめるとしたら、

少なくとも10年という歳月が必要です

フッソ樹脂塗料が華々しく登場した時、後年発生するあの水アカの筋

そして拭いても取れないシミの事をいったい誰が予想したでしょう?

工事に付加価値を付ければ営業がし易くなる、と言うのは解かりますが

「新しい塗料」、言い換えれば「実績のない塗料」を使うと言うことはそれなりの危険も伴います

少なくともそれを一言施主に説明する義務が施工者側にはあるのではないでしょうか?

とにかく今出ている新製品の真の実力がわかるのは

「早くても10年後です」

その期間を経ずして安易に新しい塗料を勧める事は慎みたいものです

塗料の性能検査の矛盾 

普通、雨や風などが強く当たる部分が早く傷んだり

または錆びたりし易いとお考えでしょうが、

必ずしもそうとは限りません。

この様な部分は逆に傷みにくいとさえ言えるような現場を

より多く目にするのは私だけでしょうか?

特に沿岸部や工場地帯または幹線道路に近い場所に位置するような家屋は

まったくこの逆の現象が起きているようです。

つまり雨や風、そして日光が当たらない部分の方が

はるかに速く傷み始めるということです。

しかしメーカーなどが専用のブースで行う

塗料の性能テストは以下の条件の基、行われているようです。

水を当てる → 照明を当てる → 水を当てる。

この様に自然の条件をシュミレートして

延々とこれを繰り返します、

結果

「何万時間サビの発生ナシ」

などと書かれておりますが、

私にはこの様なテストは

「意図的に錆びにくい状況」

を作っているとしか考えられず、

テストとしては意味をなしてないのではないかと

思われるのですが如何でしょう。

それではどのような状況が一番サビを呼びやすいのか

少し説明して見ましょう。

雨が降ると雨が当たることによって

表面に付いたホコリが洗い流されます、

反面、雨の当たらない所は

表面に付いたホコリが湿気を帯びるだけです。

特に幹線道路や工場地帯の近くなどはこのホコリの中に

亜硫酸ガスやチッソ酸化物などが

たっぷりと溶け込んでいます。

海に近いところは塩分です。

天気になると日の当たる所(雨の当たる所)は

すぐに乾燥いたしますが、

逆に日の当たらない所(雨の当たらない所)は

ナカナカ乾かずに既に乾いてしまった道路などからの

ホコリがその上に付着いたします。

この様にホコリの層は徐々に厚みを増し

鉄板の表面に接している部分は

益々乾きにくくなって行きます。

そしてまた雨が降ります、

以上のような要因がスチール表面にサビを発生させる

主な原因になっております。

つまり一番サビ易い条件は

「雨が当たらずに、日も当たらない所」

と言うことになり、

メーカーのテスト方法とはまったく

「逆の結果」が出てしまいました。

ちなみに参考写真を御覧下さい、

この事がより明らかになると思います。

この雨戸の上には30センチくらいの霧除けが有り

ちょうど斜めのラインで日差しと雨が当たらない様な造りになって居ます

つまり右上の斜めのラインです

次の例です

如何でしょうか

日差しと雨が当たらない所のトタンの水切りと

外壁が他の所と比べて傷みが進んでいるのがお判りでしょうか

断熱塗料の嘘(ウソ)

断熱塗料、この塗料は私も一遍試して見ようと思っている

材料の中のひとつです

遮熱ではなく断熱ね

出始めの頃と比べるとだいぶん価格もこなれて来て

ある程度の値段を出すと 十分な性能の塗料を手に入れることが出来る様です

しかし十分な性能と言ってもこれはあくまでも

メーカー側のデータの羅列に 過ぎず

実際にこれを使ったお客様からの声がとても少ない

と言うのが 現状です

メーカーなどは

「塗装面の温度を20度以上下げる効果がある」

等といっている様ですが、 この宣伝文句に素直に従うと

「え!そんなに下がるの?じゃあ使って見ようかな?」

となります

しかし、その昔

「川口浩の探検シリーズ」

に散々期待を裏切られて来た私たちは、 そうは思いません

真夏の屋根(コロニアル)の表面温度は約80度あります

「これが60度になったところでどれくらいの違いがあるの?」

と、この様にひねくれてしまう訳です

たかだか20度下げるくらいでしたら

何もそんなに高い材料を 使う必要はありません

屋根に白いペンキを塗れば済む事です!!

こうすれば確実に表面温度は20度以上は下がります

またある輸入代理店などは !!

そのサイトにおいて

「スペースシャトルに使われた」

などと、まことしやかに書いておりましたが

国にある、その製造元のサイトを訪ねたところ

「NASAが断熱塗料としての性能テスト」

をしただけで、スペースシャトルに使われているなどと言う事実は

どこにも書いてありませんでした

「英語の読解力」

が足りないのか、或いは故意

「ペテンにかけよう」としているのか

真意は定かではありません

ちなみに某社へ

「スペースシャトルのどの部分に使われているのか

と言う旨のメールを数回出しましたがその回答は

未だ得られてはおりません

この世界で仕事をしている人間なら誰しもが知っている

塗料会社なので、残念と言えば残念ですね

今現在はスペースシャトルうんぬんと言う項目は削除され

無かった事になって居ます。

写真撮っておけばよかった

コロニアルの屋根は塗り替えなくても大丈夫?「コロニアル塗り替えの是非」

普通、屋根を塗り替える理由は大きく分けて2つあります

だいたい皆さんこの2つのうちのどちらかの理由になります

1つ目

退色したりコケが発生したりして

「見た目が良くないので塗り替えたい」

これは美装を目的とした塗り替えになります

2つ目

「なるべく屋根を長持ちさせたいので早めに塗り替えたい」

これは耐久を重んじた塗り替えです

塗り替えの目的が1つ目の理由だとしたら

私は何も言わずに塗り替えさせて頂きます

が、もしこれが2つ目の理由だとしたら

私の考えは少し違います

コロニアルの屋根と言うものは

新設の時から全く手を入れなかったとしても

20年以上は確実にもちます

もちろん退色はします、苔も生えます

見てくれはかなり悪いですが

アンテナが倒れたりとか

外部からの強い力が加わって

コロニアルが大きく破損しない限りは

雨漏りの心配もありません

屋根が大きく傷む最大の原因は

内部(屋根裏)の結露による

「野地板の劣化」です

そのため外側をいくら塗ったとしても

本当の意味で屋根を守る事にはなりません

私が提案しているのは

新設から数えて25年目に

野地板ごと葺き替える事です

それまではみっともなくても我慢します

大丈夫!!

屋根の上ですから下からは見えません

最初の葺き替えから25年

新設時から数えて合計50年

もし最初の25年の間に

それまでよりもすぐれた屋根材や工法

が開発されたと仮定すれば

1回の葺き替えで屋根に関しては

ゆうに「50年以上の寿命」がある事になります

(途中の手入れは一切なしで)

この50年以上というのは

木造建築(在来工法)の耐用年数を超えています

つまり1回の葺き替えで屋根の寿命は

その土台となっている躯体の寿命と共に

終焉を迎えるという事です

しかし、勾配のきつい屋根などは

下からも丸見えになってしまうため

外壁を塗り替える時は、あまり傷んでいなくても

屋根の塗り替えを勧めています

なぜならば勾配がきついため

後日、屋根だけを塗るという事が出来ないからです

もし塗るとしたら、足場代を別に払わなくてはなりません

私のこの見解に対し

「コロニアルは塗り替えないとダメ!」

なんて言っている業者も居るようですが、苦笑物ですね

なぜ彼らが屋根を塗りたがっているか分かりますか

屋根の塗装って、高いんですよ

「利益率」

以上、コロニアル塗り替えに関しての私の見解です

作業効率の限界を求めて 「塗装作業の効率化」

あの人は仕事が丁寧だ、或はあの店は信頼できる

等々よく言われることですが

これはそうではない他の人と比べると

どこが違っているのでしょうか?

一番大きな違いは、作業に手間隙をかけているか否か

と言う事が言えるのではないでしょうか?

塗装作業における全工程においては

「塗り」その物の行為以外の工程は

時間をかければかけるほど

良い仕上がりが可能になります

刷毛塗りの作業に限りこれは当てはまりませんが

例えばケレン作業やそれに順ずる下地調整

この一番大切な部分に力を入れる事により

自然仕上がりも良くなり、塗装の持ちも良くなります

少し乱暴な展開かも知れませんが

この事を実行する事により誰でも

「良い職人」「うまい職人」

になる事が出来ると言っても言い過ぎではないでしょう

ではナゼこのような簡単な事を

実行に移している人が少ないのでしょうか

それは店の経営と密接な関係があります

例えば”A”さんが10万円の仕事を

5万円の手間をかけて仕事をしたとします

対する”B”さんはその同じ仕事に8万円分の手間をかけました

当然”B”さんのした仕事の方が評価は高くなります

しかし”B”さんの店はそう長くは続かない事が予想できます

なぜなら彼は職人としては優秀かも知れませんが

経営者としては失格と言えるからです

仕事に手間隙をかける事は誰にでもできます

しかしそれをしていては店の経営が立ち行かなくなってしまう

“A”さんと同じ利益率で”B”さんと同じ仕事内容

これを実現させるためには

「全ての無駄を省き」

個々のパートで

「限界までスピードを上げる」

しかありません

それでは手の動きを速くすればいいのでしょうか?

います

手の動きを速くしただけでは仕事が荒っぽくなるだけです

皆さんレーシングバイクをご存知でしょうか?

これらは心臓部であるエンジンのチューンはもちろんの事ですが

それと同時にグラム単位での

徹底した軽量化が計られています

しかもその軽量化によって車体の剛性を失わないように

これら2つを「高い次元でバランス」させています

私たちの仕事はこれほどシビアではありませんが

教えられる事が多々あるように思われます

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